札幌市が令和6年に実施した「就学前の児童のいるひとりニーズ調査」(有効回答数5,394件)をもとに、未就学児(5歳以下)の人気習い事とその傾向について独自分析しました。 実際の参加率の数値を確信し、地域独自の分析も加えています。
最新データで見る習い事参加率とランキング
調査結果によると、札幌市の未就学児で「何も習い事していない」割合は46.9%と約半数でした。
習い事をしていると回答した方の中で特に人気だった習い事TOP5は次の通りです(複数回答可)
| ランキング | 習い事の種類 | 参加率(%) |
|---|---|---|
| 1位 | 水泳 | 21.4 |
| 2位 | 日本語・英会話 | 15.3 |
| 3位 | 体操・新体操 | 14.0 |
| 4位 | ピアノ | 11.0 |
| 5位 | 学習塾 | 4.7 |
6位以下:ダンス4.6%、サッカー3.7%、習字1.2%等
札幌ならではのポイント・全国比較と特徴
- 比較すると全国平均値も大差はなく、水泳・英語・体操・ピアノが鉄板の傾向。
- 水泳(21.4%)は、習い事の定番として安定しています。札幌市は屋内施設プールが充実しており、冬季でも通いやすい環境が人気に直結しています。
- 英語・英会話(15.3%)は、グローバル意識の懸念や小学校からの英語教育必修も影響して就学前から家庭でも、リスニングなど英語に触れさせ始める方が増加しています。
- 体操・新体操(14.0%)は、運動能力向上や「楽しく体を動かす」「集団行動を学ぶ」メリットが支持されています。
- ピアノ(11.0%)は「リトミック」や「音楽の感性の育成」と合わせて女児を中心に根強い人気。
- 学習スタート塾(4.7%)は東京など都心部や札幌でも共働き家庭の利用率が高まっている。幼児教室・知育系を含めて「初期」に注目する家庭がやや増加傾向。
- 札幌の場合学習塾は受験の為ではなく学研、公文、こどもクラブ、プログラミング、そろばんなどが学習塾の分類となり、小学校入学前に準備として通わせる傾向
独自分析:なぜ習い事を始めるのか?
- 習い事開始は「4〜5歳が多い」。幼稚園年中〜年長頃から習い事デビューが多い
- 習い事に通う目的は「集団生活への慣れ」「運動能力の向上」「早くからの英語教育」など多岐にわたります。
- 送迎や料金面、時間帯で選択肢が左右されることも多く、共働きは優先性の高い習い事を選ぶ傾向あり。
地域の課題と保護者の視点
- 費用や送迎時間の確保が「習い事をしない理由」「習い事をさせられない理由」として多く挙げられています。
- ひとり親では習い事参加率が低く、支援策・補助情報の充実が今後求められる。
- 人気の教室はキャンセル待ちも多く、早めの情報収集・体験参加が推奨される。
まとめ
札幌市の未就学児における習い事は、水泳・英語・体操・ピアノが鉄板人気ですが、「習い事未経験」も半数と選択の幅が広いのが特徴です。地域施設やサービスの充実により、子どもたちの成長を十分に支える環境が整備されつつあります。家庭ごとの事情に応じた習い事選びや、子ども自身が興味を持って体験を大切にしたいと思います。
この記事は、令和6年「札幌市就学前の児童のいるひとりニーズ調査」データより独自に分析しております。



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